絹の歴史
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中国以外で養蚕が始まったのは6世紀ごろといわれており、ヨーロッパに養蚕技術が広まりました。
日本には弥生時代に朝鮮半島から伝わって、明治時代に著しい発展を遂げてきました。
現在、生糸になる繭の生産量は、世界中で約50万トンとなり、中国が半数を占めています。
あまり知られておりませんが、生糸生産は当社のお隣、群馬県富岡市の
旧官営富岡製糸場(片倉工業兜x岡工場)で近代国家に先駆けて、
明治 5年10月に大々的に開業しました。現在でも群馬県は、現在国内繭生産の40%、生糸生産の25%を占める日本一の蚕糸県です。
絹の構造
原産地 |
中国 |
インド |
日本 (群馬県、福井県、長野県) |
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長さ |
1200〜1500メートル |
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太さ |
2.8デニール |
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断面形状 |
半楕円形又は三角形 |
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構成 |
表面: 「セリシン」という硬たんぱく質 内面: フィブオインという繊維素 |
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特徴 |
一般的に使用されている 光沢感がある やわらかさが非常に良い。 |
多少の黄ばみがある 光沢感がある やや硬いものも多い |
一般的に使用されている。 表面の光沢感がある やわらかさが非常に良い。 地方により透き通るような緑色のものがある。 |
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蚕・繭玉 |
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絹糸断面 |
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絹の特性
美しい光沢
シルクの繊維断面は三角形のため光を反射するとプリズムのように光を反射する。
しなやかでドレープ性が高い
繊維が細いため、肌触りがとても良い。
夏涼しくて、冬暖かい
繊維と繊維の間に空気を蓄えているので、熱伝導率が低い。
素肌にやさしい
18種類のアミノ酸たんぱく質で出来ており、人間の皮膚の成分と似ている。
静電気が起こりにくい
保湿性が高いため、水分により静電作用が起こりにくい。
太陽光に弱い
たんぱく質繊維のため、紫外線により表面劣化が起こり、黄ばみがでる。
シミが出来やすい
水や汗などの水分に弱く、色物などは色落ちしてしまう。
摩擦に弱い
繊維が細いため、摩擦などで切れてしまう。
比重は”1.30〜1.37”
セリシンを除いた綿糸は、1.25くらいで水より少し重い繊維ある。
利用用途
シルクは、風合いや保温性、通気性、光沢性など様々な利点があり、ブラウスやシャツ、セーター、着物など高級衣料品に使用されております。
また、寝具など人の肌に触れる製品にも高級素材として利用されております。
保湿性をもつアミノ酸の効果を利用して、化粧品ではプロテイン配合シャンプーやシルクパウダーなどが作られています。また、食品でも、クッキー、パン、うどんなどに使われています。
呼び方(デニール)
生糸・絹糸(フィラメント糸)は0.05gで長さが450メートルあるものを1デニールとする。
生糸は、数個の繭から糸を取り出し、束ねて糸にするため、生糸の太さにはむらがあり、ぴったりの太さにはなっていません。そこで、生糸を取り引きする際は、例えば、14デニールを中心として若干太さむらのある糸を14中と呼ぶ習慣になっています。
デニールは、絹糸のほか、化合繊フィラメント(合成繊維全般)で使用されている。
フィラメント糸の定義として、連続した長い繊維(フィラメント)からなる糸で、太さが均一、毛羽立ちが少なく、平滑で光沢があり、ふくらみが少なく、冷たい感触となっている。
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製造方法
一匹の蚕(カイコ)は、一生の間に、約20グラムの桑の葉を食べ、体積で75倍、体重で約1万倍にまで成長します。全身が黄金色に透きとおった熟蚕(じゅくさん) になると、1分間に60回くらい頭を振り、S字を描きながら繭をつくり始めます。この動きは「シルク・ウエーブ」と呼ばれています。
繭の重さは約2グラム。そのうち80パーセントがさなぎで、残り20パーセントが繭(まゆ)の層(糸になる部分)です。この繭の層のほぼ85パーセントが生糸になり、残りの15パーセントは絹紡糸の原料になります。
蚕からはき出される糸(絹繊維2本含有)は0.5グラム。糸の長さは1200〜1500メートルで、太さは2.8デニールです。
繭を収穫し80℃くらいの乾熱にさらして殺蛹(さつよう)し、製糸工程に移され生糸が作られます。
最終的に絹糸の太さは、約1デニール(1グラムで9000メートル分の長さ)があります。





